みんなで民主主義の意識を高めよう!
- hinatabocco2018070
- 2024年11月17日
- 読了時間: 2分

16日から始まった第25期「安心」の地域づくりセミナー。
25年ほど前、年をとっても安心して暮らせる地域にするために声をあげた先人たちは、互いの意見の相違を認め合い、合意形成しながら目的に向かって一致点を見出し、運動を進めてきた。
参加者から、「まだ、私達は、自分の意見を出して話し合うことに慣れていない」
「長年、民主主義=多数決と捉えてきた。話し合の過程が大事だということが定着していない」などの感想があった。

講師の依田發夫先生は、「話し合いを通じて何でも率直に言い合える仲間を増やして、地域づくりにつなげていこう」とよびかけた。
グループワークでは、これまでの歴史から学び、今後の安心の地域づくりにどう生かしていったらいいか話し合われた。
「地域づくりに参加するきっかけにしたい」「認知症の人への関わりについて知りたい」「介護施設の職員として地域の皆さんは何を求めているか知りたい」などこのセミナーに参加して初めて地域のことを知ったり、関心を持つ参加者も多い。
グループの発表の後、日本認知症希望大使でセミナー実行委員の春原治子さんは、次のように感想を述べた。
「認知症の人に声をかけるのが難しい、という意見もありましたが、私自身、認知症を発症してから10年経ちますが、こうして不自由を感じることなく普通に暮らしています。
実を言うと、今日はこのセミナーのことを忘れてしまっていましたが、近所の方が迎えに来てくださったおかげで参加できました」と笑顔で語り、「このセミナーがきっかけとなり、さらに多くの方に理解を深めていただけたらと思います」と、期待を込めた言葉で締めくくった。
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